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研究グループ

地理情報システム研究グループ

地理情報システム(Geographical Information System)は、1970年代末から盛んになりました。現在までに、応用科学界や政府、工業、商業界で使われ、国土資源調査の分析、地籍調査管理、商工業活動におけるエリアマーケティングツールなどに使用されています。そして、近年では、人文社会科学界においても、このシステムの研究領域における有用性について理解が進み、重視されるようになっています。

当研究グループには、GISソフトウェア、デジタルタブレット、パソコンなどの、基礎的なハードウェア及びソフトウェア設備が整えられています。本システムのメイン機能は三つあり、(一)現有の紙地図や人工衛星が撮影する画像、実地測量などから、各種の比例尺度が異なるデジタル地図を作成すること。(二)デジタル地図を補助とし、各種の科学技術を総合した研究を進めること。(三)GISシステムを利用し、地図の画像や空中写真、及び人文社会科学関係の各種データベースを統合し、本所や当院他研究所における、既存のまたは今後構築されるデータベースも含め、多面的かつマルチプラットフォーム化された大型データベースを設置すること。このようなデータベースは、学術研究に役立つのみならず、教育の普及や国民の文化的教養の向上に対しても、一定の促進作用があると思われます。

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