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傅斯年図書館

当館の名称「傅斯年図書館」は、傅斯年氏による「歴史語言研究所」創立の功績を記念するため、元中央研究院院長の胡適氏により命名されました。本館は、1961年6月に落成、開館しました。館内の所蔵図書資料は、歴史、言語、考古、人類学、古文字などのテーマを含め、約90万冊(点)あり、国際的にも重要な漢学図書館であると言えます。

所蔵されている図書資料は、普通図書と特別蔵書の二種類があります。普通図書には、近現代各言語で書かれた出版品、雑誌、マイクロフィルム、デジタルデータベースなどが含まれ、特別蔵書には、古典籍善本、金石拓本、俗文学資料、公文書、少数民族文書などが含まれます。

当館の所蔵の中で最も特徴的な書籍として、明清以前の古典籍善本4万冊余りがあります。この中には、数多くの珍しい秘本、各種の宋元明清刊本、名家の手稿などの貴重な文献が収蔵されています。北宋刊本の『史記』、南宋刊蜀本の『南華真経』、南宋刊本の『文苑英華』は、合わせて「鎮館三宝」と称されます。2011年には、傅斯年氏による本所設立と研究推進の功績を顕彰するため、当館内に「傅斯年記念室」が設置されました。

関連リンク: 傅斯年図書館

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